2010.9.11(Sat.)

おばあちゃんのお葬式が終了しましたっ。

 

私は、坂の途中にある、若草ようちえんという所に通っていたのですが、

毎日急激な山道を送り迎えしてくれて、帰りは公園に連れて行ってくれました。

おばあちゃんは面倒くさがってたけど、私は、

おばあちゃんのオムライスの味がオム一好きで、ほぼ毎日作らせていました。

おばあちゃんが珍しく、自信作!と言って出してくれたフライが硬過ぎて、歯が

折れたこともありました。おばあちゃんの自信満々の顔が嬉しくて、子供ながらに

残念にさせたくなくて、歯が折れたことは黙っていました。

私の部屋が汚すぎるのを見て、部屋が狭いせいにしておいてくれました。

頼りないように見えて、ゴキ・ブを退治するのが上手でした。

学校の課題の締切前、徹夜続きの私を心配して泣いてくれました。

おばあちゃんは体調を崩す日の前日、私の誕生日の話をしていました。

私は「まだ1か月以上先だよ」という冷たい返事をしてしまいました。

なんで私は、おばあちゃんが好きなのに、そんなことしか言えなかったんだろう。

9日、午前のバイトが終わったら一人で病院へ行って、意識は失ってるけど、まだ

入院中のおばあちゃんに、きちんと声で伝えようと思ってたのに、

AM11:00頃、私が行くよりも先におばあちゃんにお迎えが来てしまった。

 

こんな薄情な孫で、悲しい思いをたくさんさせてしまったんだろうなあ。

それでも優しかったおばあちゃんに、何の恩も返せなかった。謝りたい…

でも、20年もず-っとそばにいたおばあちゃんだから、

最後に私が言葉にできなかったことなんてきっとお見通しなんだ。

だからきっと安心して逝ったんだ。都合良いけど、そう思わないと、やり切れん。

 

最期まで、人のことを忘れずに生きた立派な人生。

そんなおばあちゃんだから、天国へ帰れるに決まってる‼